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土にこだわり
安心安全な農作物をお届けしたい

成田ファームランドの土には、「安心安全のために化学肥料だけに頼らない農作物を提供したい」「本当に美味しい、本来の農作物を作りたい」という私たちの想いと、長年の研究から生まれたこだわりの堆肥がたっぷりと含まれています。そしてこの土こそが、ビタミンやミネラルを多く含んだ野菜や果物、発色の良いバラを育む「微生物農法」を可能にしています。

農業に貢献したいという思いから
​堆肥作りに挑戦

成田ファームランドの生みの親、土屋秀人が「秀じいの堆肥」の製造に着手したのは十数年前のこと。土屋はもともと産業廃棄物処分業を営んでおり、主に木造家屋の解体時に出る木材の分別・リサイクルを行っていました。従来、そうした木材は製紙原料や燃料として再利用することが一般的でしたが、日本家屋の解体時には質の良い無垢材が多く発生することもあり、これを農業に活かして、社会により貢献できないかと考えるようになりました。

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秀じいの堆肥の完成に向けて

成田は千葉県下でもトップクラスの農業生産を誇る地域です。そこで土屋が思いついたのが、良質な木材の特性を活かして堆肥を作ること。すぐに行動に移そうとしたものの、堆肥づくりの道のりは決して楽なものではありませんでした。専門家に相談するも、これまで木造家屋の解体で出た木材から堆肥を作った成功例はなく、どこから手をつければよいのかわかりません。土屋は、九州から北海道まで、農業に関わる様々な専門家や堆肥づくりの知見を持つ方々を訪ね歩くことにしました。その中で出会ったのが、菌の研究を行う山中先生。そこで初めて、良質な堆肥には土壌微生物が欠かせないことを知るのです。山中先生に助言をいただきながら試行錯誤を繰り返し、およそ十数年の歳月をかけて「秀じいの堆肥」がついに完成しました。

手応えのある堆肥は出来上がったものの、農家の方々がすぐに使ってくれたわけではありませんでした。専門業者ではない上に、当時はまだ「秀じいの堆肥」の実績を示せていなかったからです。そこで、まずは自ら農業を始め、この堆肥の力を農家の方々に認めてもらうことを決意。堆肥については詳しくとも、農業の経験はなかったため、また新たなことを一から学ぶ日々を過ごしました。やがてその努力が実り、みずみずしく美味しい野菜や果物を育てることに成功します。一例を挙げれば、一般的ないちごの糖度は10~15度といわれていますが、「秀じいの堆肥」を使った土で育てたところ、糖度17度を超える甘いいちごが育ったのです。

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日本一のファームランドを目指す
「成田ファームランド」とは

千葉県成田に位置する成田ファームランドでは、『健康な土で育った農作物は体に優しく美味しい。また、心も豊かにしてくれる。』をテーマに、木材チップの堆肥にこだわり、農業を追求して世界へ発信する観光農園施設を目指しております。

季節毎に開催するいちご狩りやブルーベリー狩りなどの収穫体験や、バラやアヤメ、スレイン等の四季折々の花が楽しめるフラワーパークなど、総面積25,000㎡もの広さを誇る魅力いっぱいの自然を満喫していただけます。また、本館では自社製造の堆肥を使った独自農法で育てた野菜や果実を販売しているほか、それらの食材を使ったランチやカフェも楽しめます。さらに、施設内のスイーツ工房で手作りしているプリンやバウムクーヘンなどのスイーツもご提供しております。別館のBBQハウスでは、手ぶらでお気軽のBBQセット・飲み放題・持ち込み自由なバーベキューをお楽しみいただけます。

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